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Paintgraphic デジカメ補正編:色彩コントローラの使用例
色温度の変更例
色温度を変更すると、画像の印象がかなり異なります。
作例は、まったく同じ写真を色温度のみ変更したものです。
1.
色温度[4500K]


2.
色温度[6000K]


3.
色温度[9900K]




撮影時の記憶と画像の色調が異なるときや、強調したい色調がある場合、
色温度を調整することでイメージに近づけたり、強調できたりします。
色彩コントローラの設定例 1
1.
オリジナル画像[6000K]


2.
色温度[7000K]| 緑味[150]| シャドウを明るく[8]
明るさ[7]| コントラスト[7]




色温度を高くして、朝の青白い光のようにしました。
緑味を強調して、影の領域を明るく、コントラストを強めにしました。
3.
色温度[5000K]| 赤味[140]| 緑味[140]
シャドウを明るく[8]|明るさ[6]| コントラスト[2]




色温度を低くして、午後の黄色い光のようにしました。
色味を強調して、影の領域を明るく、コントラストを若干強めにしました。
色彩コントローラの設定例 2
1.
オリジナル画像[5700K]




暗く、諧調が不鮮明な画像を補正してみましょう。
2.
色温度[8500K]| 赤味[90]緑味[120]| シャドウを明るく[2]
明るさ[5]| コントラスト[0.6]




色温度は高めに、緑味を強調して、影の領域を明るく設定しました。
画像全体を明るく、本来の色とディテールをはっきりさせました。
色彩コントローラの設定例 3
1.
オリジナル画像[5500K]




夕焼けの色を強調するように補正してみましょう。
2.
色温度[4200K]| 赤味[120]緑味[90]
シャドウを明るく[4]|コントラスト[0.1]




色温度は低く、赤味を強調して、影の領域を明るく設定しました。
画像全体の色味が橙色に補正されました。