ラーニングPaintgraphic 応用編パス系 - パス機能を使ったイラストレーション >Step2 パス機能を使う



Paintgraphic 応用編:パス系
Step2 パス機能を使う
1.

下書きをパスでトレースしていきます。
下書きレイヤの主線の色を赤にでもして
透明度を50%ほどにしておきましょう。
(レイヤを透明保護にして、[塗りつぶし])
トレース時に邪魔にならない程度に
下書きが見えていればいいわけです。  

2.

その上に透明レイヤをひとつ、作成します。
ここでは「人物の主線」と名前をつけました。
これはパスでつくった形を塗りつぶすためのものです。

3.

[パスツール] - [パスペンツール]を選び、
下書きのラインに沿ってパスを描いていきます。
アンカーポイントの数をむやみに増やすと、
後の修正が面倒になるので気を付けてください。
基本的には、曲線の方向が変わるたびに
アンカーポイントをひとつ、作っていきます。

4.

形に沿ってパスが閉じたら、
[パスツール] - [ダイレクト選択]を選んで、
修正していきます。
アンカーポイントのハンドルを、長さや方向を変えて形を
調節します。

5.

形が確定したら、パスを選択した状態で
[塗りつぶし]をクリックします。
先ほど作成した透明レイヤ「人物の主線」に、
パスで囲んだ形で色が塗られました。

6.

基本的にはこの作業を繰り返して描いていきます。
ドロー系の機能の特長なのですが、制作開始からしばらく
は、出来上がっているところは100%出来上がっていて、
まだ手をつけていな いところは0%のままなので、
絵がまるで様になりません。
ここは我慢して、下書きをパスで丁寧に描き起こしていき
ましょう。

7.

主線の出来上がりです。