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Paintgraphic 基本編:写真の編集・加工01
対象物を切り抜く02 ― オートマスクを利用
オートマスクで切り抜いた画像をそのまま他の画像に貼り付けると、
切り抜きが不完全な状態で貼り付けられることがあります。
この場合には貼り付けを行う前に、マスクを適用する必要があります。
1.
切り抜きしたい画像を開きます。
2.
[ツールボックス]の[拡張]タブをクリックし、
[拡張ツール:オートマスク]ボタンをクリックします。
オートマスクは、マウスでクリック・ドラッグした位置の色に類似した部分を
透明にすることができます。


3.
対象物の周りをクリックします。
次のようなメッセージが表示されるので[OK]ボタンをクリックします。


4.
ドラッグすると対象物の周りは透明になり、白とグレーの市松模様が表示されます。


5.
残りの部分は[消しゴム]を利用して消去します。
[ツールボックス]の[ペン]タブをクリックし、
[ペンツール:消しゴム]をクリックします。
背景の広い部分は操作から[四角形]を選び、一気に消し、
細かい部分はブラシにかえて消していきます。


6.
この状態で切り抜いた対象物を選択して別のドキュメントに貼り付けると、
マスク部分の消し込みが反映されていないことが分かります。
完全に切り抜くにはマスクを適用する必要があります。


7.
ツールボックスのブックツールから[チャネル・表示マスクブック]タブを
クリックして、チャネル・表示マスクブックを表示します。
チャネルの一番下の[表示マスクチャネル]を右クリックしてメニ ューを表示し、
[削除]をクリックします。


8.
「マスクの適用を行いますか?」の確認メッセージが表示されるので
[はい]をクリックします。
この作業を行うことでオートマスクペンでマスクした部分が画像に適用されます。